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1: もろ禿 ◆SHINE.1vOk もろ禿HINE! ★@\(^o^)/ 2015/10/09(金) 12:24:50.12 ID:???.net
ゾウにがんが少ない理由を解明、米研究 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News
http://www.afpbb.com/articles/-/3062664


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【10月9日 AFP】ゾウは、その大きい体にもかかわらず、がんになることはほとんどない──。この「謎」をめぐる研究結果が8日、発表され、ゾウが持つ、がんに対する防御機能の秘密が明らかにされた。ヒントは遺伝子の中に隠されていたという。

米国医師会雑誌(Journal of the American Medical Association、JAMA)に掲載された研究論文によると、ゾウには、腫瘍の形成を抑制するタンパク質「p53」をコードする遺伝子の一部が変化したコピーが38あるが、人間は、この種のコピーを2つしか持っていないという。

これは、ゾウの体が進化の過程で、腫瘍の形成を阻止する遺伝子の追加のコピーを多数作成してきたことを意味する。

ゾウは人間よりはるかに多くの細胞を持っているため、50~70年間の一生のうちにがんになるリスクは、人間より高いと通常は考えられる。だが実際はそうではないのは長い間、謎とされてきた。

ゾウの死因の膨大なデータベースを分析した結果、がんで死ぬゾウは全体の5%に満たないことが分かった。これに対し人間では、がんは死因の11~25%となっている。

論文の共同主執筆者で、米ユタ大学医学部(University of Utah School of Medicine)ハンツマンがん研究所(Huntsman Cancer Institute)の小児腫瘍医、ジョシュア・シフマン(Joshua Schiffman)氏は「論理的に推論すると、ゾウは途方もない数のがんを発症するはずで、実際には、高いがんリスクにより今頃はもう絶滅しているはずだ」とした上で、「より多くのp53を作ることが、この動物種を今も生存させている自然の方法だと考えている」と続けた。

さらに、がん化する危険性がある損傷した細胞を殺傷するための、より攻撃的な体内メカニズムが、ゾウには生まれつき備わっていると研究チームは指摘。このことについて論文では「隔離したゾウの細胞では、この活性が、健康な人間の細胞の倍になっている」と記されている。

論文の共同執筆者には、米アリゾナ州立大学(Arizona State University)や米人気サーカス団が運営するリングリング・ブラザーズ・ゾウ保護センター(Ringling Bros. Center for Elephant Conservation)の専門家らも名を連ねている。

研究チームは、今回の成果が人間の抗がん治療法の新たな開発につながることを期待している。(c)AFP

引用元:http://anago.2ch.sc/test/read.cgi/scienceplus/1444361090/
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1: もろ禿 ◆SHINE.1vOk もろ禿HINE! ★@\(^o^)/ 2015/10/09(金) 12:23:32.40 ID:???.net
冥王星に「青空」と「水の氷」、NASA探査機が観測 写真2枚 国際ニュース:AFPBB News
http://www.afpbb.com/articles/-/3062640


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【10月9日 AFP】7月に準惑星の冥王星に歴史的最接近を果たした米航空宇宙局(NASA)の無人探査機「ニュー・ホライズンズ(New Horizons)」の観測データから、冥王星には青い空と水の氷が存在することが判明した。NASAが8日、発表した。

太陽から遠く離れたカイパー・ベルト(Kuiper Belt)に位置する冥王星に関して、これほど詳細な観測結果が得られたのは初めて。太陽系内の海王星の先にあるカイパー・ベルトは極寒の領域で、彗星(すいせい)や小惑星が多数存在する。

米サウスウェスト研究所(Southwest Research Institute)のニュー・ホライズンズ主任研究員、アラン・スターン(Alan Stern)氏は「カイパー・ベルトで青空だなんて、誰が予想できただろうか。これは素晴らしい」と話した。

NASAは観測結果の発表と同時に、ニュー・ホライズンズの搭載カメラが撮影した、冥王星を囲む青いもやの層の画像を公開した。

地球上の空が青く見えるのは、窒素の微粒子が太陽光を散乱するため。一方の冥王星では、「光を散乱する粒子は、これより大きいながらもまだ比較的小さい、すすに似た粒子『ソリン(tholin)』だと思われる」と、サウスウエスト研究所の科学チーム研究員、カーリー・ハウェット(Carly Howett)氏は話した。

NASAによると、ニュー・ホライズンズの膨大な最新観測データから得られた「2番目に重大な発見」は、地上に水の氷が露出している小さな領域が、冥王星に多数存在することだという。

科学者チームは、ニュー・ホライズンズに搭載された「分光組成マッピング装置」と呼ばれる機器を用いて、冥王星表面のさまざまな部分にある水の氷の痕跡をマッピングした。

科学者チームの1人、サウスウエスト研究所のジェイソン・クック(Jason Cook)氏は「冥王星表面の広い範囲で、露出した水の氷はみられない」「なぜなら、冥王星の大部分が、揮発性の高い他の種類の氷で覆われているようにみえるからだ」と話す。「今後の課題は、水が今ある場所にしか現れず、他の場所ではみられない理由の解明だ」という。

引用元:http://anago.2ch.sc/test/read.cgi/scienceplus/1444361012/
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1: もろ禿 ◆SHINE.1vOk もろ禿HINE! ★@\(^o^)/ 2015/10/08(木) 21:30:29.94 ID:???.net
多発性硬化症の慢性炎症に関わる新たなリンパ球を発見-NCNP - QLifePro 医療ニュース
http://www.qlifepro.com/news/20151008/found-a-new-lymphocytes-involved-in-chronic-inflammation-of-multiple-sclerosis.html
プレスリリース詳細 | 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター
http://www.ncnp.go.jp/press/press_release151005.html


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図1.多発性硬化症の病型とその特徴(再発寛解型MS vs 二次進行型MS)
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図2.再発寛解型MSの発症機序とNR4A2によるTh17細胞の機能制御
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図3.MS病態の多様性と疾患モデルを用いた病態解明
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図4.二次進行型MSの発症機序(仮説)とEomes陽性ヘルパーT細胞


国立精神・神経医療研究センター(NCNP)神経研究所は10月5日、神経難病である多発性硬化症(MS:Multiple sclerosis)のなかでも、特に高度の神経障害をのこす二次進行型MSで、エオメス(Eomes)というタンパクを発現する新型リンパ球が重要な役割を果たすことを明らかにした。

この研究は、NCNP免疫研究部山村隆部長、大木伸司室長、ベンレイバニー研究員らの研究グループによるもの。同研究成果は、「Nature Communications」オンライン版に同日付で掲載されている。

MSは、脳や脊髄に炎症が起こり、視力障害や手足の麻痺、感覚障害、高次機能障害等の症状が現れる難病。症状の増悪と軽快を繰り返す再発寛解型MSでは、寛解期には普通の人と同じような生活が可能だが、発病から数年~20年後から症状が徐々に悪化する二次進行型MSでは、免疫に作用する薬剤の効果は期待できないという意見もあり、その発症機序には未解明な部分が多かった。

ごく少数の細胞でも病態形成に関わる可能性

今回発見された転写因子エオメスを発現するリンパ球(Eomes陽性ヘルパーT細胞)は、神経細胞を障害する物質を分泌して脳や脊髄の慢性炎症を引き起こす。研究グループは、マウスモデルでこのリンパ球が病気の発症に関わることを証明し、治療薬開発の新たな標的になることを示した。また二次進行型MS患者の血液や髄液でも、この新型リンパ球が増加していることが示唆されたという。

また、今回同定したこの新型リンパ球は強い病原性を示すため、ごく少数の細胞でも病態形成に関わる可能性が十分に考えられる。したがって、Eomes陽性ヘルパーT細胞を標的とすることで、さまざまな神経変性疾患が治療できる可能性があるとして、今後の研究に期待が寄せられている。(遠藤るりこ)

引用元:http://anago.2ch.sc/test/read.cgi/scienceplus/1444307429/
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