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2015年11月

1: もろ禿HINE! ★@\(^o^)/ 2015/11/26(木) 08:06:43.90 ID:CAP_USER.net
抗マラリア遺伝子持つ媒介蚊、繁殖成功 米研究 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News
http://www.afpbb.com/articles/-/3067968


【11月25日 AFP】マラリア媒介蚊の遺伝子を「編集」して、発病の原因となる寄生虫を阻止する遺伝子を媒介蚊の子孫に持たせる実験に成功したと、米国の研究チームが発表した。マラリア蚊の撲滅に道を開く成果だという。

蚊の遺伝子を組み換えて、マラリアを引き起こす「熱帯熱マラリア原虫(学名:Plasmodium falciparum)」と呼ばれる寄生虫を無害化できることは、ここ数年の研究ですでに判明していた。

23日の米科学アカデミー紀要(Proceedings of the National Academy of Sciences、PNAS)に論文が掲載された今回の最新研究は、「クリスパー(Crispr)」と呼ばれる遺伝子編集技術の進歩を示すものだ。

今回の遺伝子編集では、寄生虫を阻止する遺伝子をハマダラカ(学名:Anopheles stephensi)のDNAに挿入、蚊の子孫にこの遺伝子が確実に受け継がれるようにした。
ハマダラカは、アジアでの主要なマラリア媒介生物だ。

研究チームによると、子孫への遺伝子伝達率で99.5%を達成したという。

論文主執筆者の一人、米カリフォルニア大学アーバイン校(University of California, Irvine)のアンソニー・ジェームズ(Anthony James)教授(生物学・分子遺伝学)は「今回の成果は、この技術をマラリア撲滅のために適用できるという現実的な見通しを開くものだ」と語る。

■「大きな意義ある一歩」

研究チームは、マラリア抑制抗体を運んでいる遺伝子編集ツールがDNAの適切な部位に到達したことを確認するために、子孫の目が赤色に蛍光するように作用する酵素を組み込んだ。

子孫のほぼ全部(99.5%)がこの特性を示したことにより、遺伝子編集が目的通りに機能したことが証明された。

マラリア抗体の有効性を確認するには、さらに実験を重ねる必要があり、実験の積み重ねは最終的に現地調査の実施につながる可能性があるとジェームズ氏は指摘した。

「これは大きな意義のある第一歩だ」とジェームズ氏は話している。

「遺伝子が正常に機能することが、今回の研究で分かった。今回作製した蚊は完成形ではないが、この技術によって大型の個体群を効率的に形成できることが判明した」

マラリアは、罹患(りかん)リスクのある地域に世界人口の40%あまりが居住しているため、世界の重大な健康問題の一つになっている。

米疾病対策センター(CDC)によると、マラリアの新規感染診断数は年間3億~5億件、死者数は年間100万人近くに上っている。感染者と死者の大部分は乳児や小さな子どもや妊婦で、うち大半がサハラ以南アフリカ地域で発生しているという。(c)AFP

引用元:http://anago.2ch.sc/test/read.cgi/scienceplus/1448492803/
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1: もろ禿HINE! ★@\(^o^)/ 2015/11/26(木) 07:55:55.52 ID:CAP_USER.net
魚が顔の模様の違いで他個体を識別することを世界で初めて実証 — 大阪市立大学
http://www.osaka-cu.ac.jp/ja/news/2015/151126


概要

理学研究科の幸田正典教授のグループは、魚が顔の模様の違いで他個体を識別することを世界で初めて実証しました。
顔で互いを識別するのはヒト、チンパンジーをはじめ、霊長類や群生活をする哺乳類、鳥類ではカラス類などで知られていました。今回の発見はこれまでの常識を大きく覆す発見といえます。
本内容は2015年11月26日午前4時(日本時間)に、米国の科学専門雑誌PLOS ONEのオンライン版に掲載されました。


(中略)


本研究の概略

視覚で相手を見分ける場合、ヒトをはじめ霊長類や社会性哺乳類、鳥類ではカラスなどが顔に基づいて相手を識別することが知られています。魚類にも相手を視覚で識別している種類がいるのですが、相手のどこを見て識別するのかは全く分かっていませんでした。タンガニイカ湖のカワスズメの一種「プルチャー」は相手を視覚で識別します。
本研究では、この魚がどこを見て相手を識別するのかを調べました。
本種は「顔」に明瞭な色彩模様があり、その模様が個体により微妙に異なります(図1)。そこで「本種は顔を見て相手を識別する」との仮説を立て検証実験を行いました。
縄張りをもつ本種は、隣の顔見知り(隣人)には寛容ですが、知らない相手(他人)には非常に攻撃的です。モニター画面上の隣人と他人のモデルの画像を水槽越しに見せたところ、実験個体は隣人モデルをあまり警戒しませんが、他人モデルには長時間警戒しました。このことからモニター画像でも隣人と他人を区別できることが分かります。
次に、隣人の顔の画像を他人の全身画像に貼った画像モデル(隣人顔・他人体)と、他人の顔を隣人の体に貼ったモデル(他人顔・隣人体)を作成し、水槽越しに見せました(図2)。もし顔で個体識別をするならば、隣人顔のモデルには隣人モデル同様に警戒時間は短く、他人顔のモデルには他人同様に長く警戒すると予測されます。
結果はまさに予想通りとなりました(図3)。このことは、本種が相手の顔の模様の違いを見分け個体識別することを示しています。さらに関連観察から、この峻別はおよそ0.5秒で可能なことも分かりました。これらの結果から、本種の顔認識能力はヒトにも劣らぬものであると言えます。

(以下略)

引用元:http://anago.2ch.sc/test/read.cgi/scienceplus/1448492155/
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1: もろ禿HINE! ★@\(^o^)/ 2015/11/26(木) 07:42:40.31 ID:CAP_USER.net
古代ギリシャの「失われた島」を発見、エーゲ海 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/112500336/


エーゲ海東部で調査を行っていた考古学者と地球物理学者の国際チームが、これまで所在が不明だった、かつて古代都市ケインがあった島を発見した。

古代ギリシャの歴史家クセノフォンが文献に記したこの島は、ペロポネソス戦争末期の紀元前406年、アテナイ軍がスパルタ軍を破ったアルギヌサイの戦いが行われた場所のすぐ近くにあったことで知られる。

現在はギャリップ諸島と呼ばれているアルギヌサイの島々は、トルコの海岸の沖わずか数百メートルほどの位置に浮かんでいる。古代の文献では3つの島からなるとされているが、これまでは3番目の島がどこにあるのかがわかっていなかった。

研究チームが、現在は半島となっている土地を掘削して得た地層サンプルを調べたところ、そこがかつては島であったことが確かめられた。中世末期以前のどこかの時点で、島と本土との間に陸地が形成されたものとみられる。16世紀のオスマン帝国の地図では、この島がすでに半島の一部となっていることがわかっている。

おそらくは島と本土の間を隔てる狭い海峡に、本土にあった畑が侵食されたり地震によって土が流れ出て堆積していったのだろう。

トルコ、イスタンブールにあるドイツ考古学研究所のフェーリクス・ピルソン氏によると、研究チームはこの先、放射性炭素年代測定法を使って地層の年代を特定し、こうした作用がどのように進んだのかをより詳細に調べる予定だという。(参考記事:「ベルリンとアテネ 二つの欧州」)

さらに現場付近の海中ではヘレニムズ時代(紀元前323年〜紀元前31年)に造られた港跡も発見されており、この半島がかつて島だったことを裏付けている。


歴史に残る「苦い勝利」

ケインは大きな街ではなかったが、黒海からトルコの南岸に沿って続く戦略上重要な海上交易ルートの上に位置しており、嵐を逃れた船が立ち寄れる大きな港も擁していた。

過去の調査では島から陶器が発掘され、どんな交易ルートが形成されていたのかを探る手がかりとなった。そして現在は、付近のエライア港まで船で運ばれてきたと見られる黒海に特有の微生物も、交易ネットワークの存在を示すさらなる証拠とされている。(参考記事:「地中海で大量の沈没船が見つかる、ギリシャ沖」)

「古典的な考古学は、たとえば20年前に比べると、はるかに複雑になっています。今は緻密な技術をいくつも駆使して、周囲の環境からの影響を調べることができるのです」とピルソン氏は言う。

アルギヌサイの戦いは、アテナイにとって苦い勝利となった。彼らはスパルタ軍を破ったものの、直後に襲ってきた嵐のせいで、すでに船を破壊されていたアテナイ兵を救助することができなかった。勝利を携えて帰郷した将軍たちを、アテナイ市民は兵士たちを救えなかったことで責め立て、投票によって彼らの処刑を決めた。

「この一件はアテナイ軍司令官の士気を低下させ、間接的に1年後の完全な敗北を招きました」と米コーネル大学で古代史を研究するバリー・ストラウス氏は言う。

英ケンブリッジ大学のポール・カートリッジ氏もまた、アテナイ市民の復讐心が最終的な没落を呼び込んだと語る。「民主都市国家アテナイは、せっかくの勝利をわざわざ敗北に変えてしまいました。8名の戦勝司令官を全員裁判にかけ、その全員を不法に処刑したのです」

アルギヌサイの戦いで使われた木造船の痕跡が今も残っている可能性は低いが、研究チームは掘削で得られたサンプルを元に年表を作り、そのデータを歴史的な資料と組み合わせながら、一帯の広範な海上交易ネットワークについて探っていく予定だという。(参考記事:「南仏で発見 古代ローマの沈没船」)

引用元:http://anago.2ch.sc/test/read.cgi/scienceplus/1448491360/
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