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2019年04月

1: \(^o^)/ 2019/04/19(金) 20:42:25.76 ID:CAP_USER
高輝度、長寿命、低消費電力で光を発するLEDは、信号機やフラットパネルディスプレイ、照明などの生活に欠かせない光源として幅広く用いられている。

現在、青色と赤色のLEDには、窒化物半導体およびリン化物半導体が用いられている。しかし、これらは人間の視感度が最も高い緑色域において光変換効率が大きく低下してしまう、通称「グリーンギャップ問題」を抱えており、小型で高効率、高輝度、高精細が要求される次世代テレビやプロジェクターを実現するためには、高効率に緑色発光する全く新しい半導体材料が求められている。

今回、東京工業大学の研究グループは、電気特性の制御ができ、かつ室温で緑色発光する新しい半導体“SrHfS3”の開発に成功した。LEDは、電子の穴(正孔)が動くp型半導体と、電子が動くn型半導体を接合した構造を持っており、ここに電圧を印加し正孔と電子を再結合させることで発光を得ているが、SrHfS3はp型とn型両方の電気伝導性を持つという。

本研究グループは、新材料でp型/n型の電気伝導性と高効率な緑色発光という2つの機能を両立するために、(1)高対称性結晶中の非結合性軌道の利用と、(2)バンドの折り畳みを利用した直接遷移型バンドギャップを有する結晶構造の選定という2つの化学設計指針を提案した。これをもとに候補材料のスクリーニングを行った結果、ペロブスカイト型硫化物であるSrHfS3に辿り着いた。

新半導体SrHfS3は、適切に元素置換することでp型およびn型の電気伝導性を制御できるうえ、室温においても目視可能なほど明るい緑色発光が可能である。グリーンギャップ問題を解決する次世代緑色LEDとして、今後の応用が大きく期待されている。

論文情報:【Journal of the American Chemical Society】Material Design of Green-Light-Emitting Semiconductors: Perovskite-Type Sulfide SrHfS3
https://pubs.acs.org/doi/abs/10.1021/jacs.8b13622

https://univ-journal.jp/25549/

引用元:http://anago.2ch.sc/test/read.cgi/scienceplus/1555674145/

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1: \(^o^)/ 2019/04/19(金) 19:56:03.36 ID:CAP_USER
睡眠について広く浸透している「神話」が健康や精神に悪影響をもたらし、寿命を縮めていると、研究者たちが指摘している。

アメリカ・ニューヨーク大学の研究チームはこのほど、夜間の睡眠について最もよくみられる悩みをインターネットで探した。

そしてその結果を、最も信頼できる科学的根拠に照らし合わせ、睡眠に関する米専門誌「スリープ・ヘルス」に掲載した。

研究チームは、「睡眠神話」の呪いを解くことが、肉体的にも精神的にも健康を促進するとしている。

さて、あなたはいくつの神話に縛られている?

■神話1 ― 睡眠時間は5時間未満で大丈夫

この神話はとても根強い。

イギリスのマーガレット・サッチャー元首相が4時間しか眠らなかったことは、よく知られている。ドイツのアンゲラ・メルケル首相も同じようなことを言っているし、ビジネスや起業の成功話においては、睡眠時間を削って仕事に精を出すといったエピソードは珍しくない。

しかし研究者たちによれば、5時間未満の睡眠でも健康でいられるという考えは、最も健康にダメージを及ぼす神話の一つだという。

「いつも睡眠が5時間以下だと健康悪化のリスクがとても大きくなることが、広く証明されている」と研究チームの一人、レベッカ・ロビンス博士は話す。

健康への悪影響としては、心臓発作など心臓血管の病気や脳卒中、寿命が短くなることなどが挙げられるという。

ロビンス博士は、コンスタントに夜7~8時間の睡眠を取るよう勧めている。

■神話2 ― 寝る前の一杯が眠りを良くする


ワインだろうがウィスキーだろうが、はたまたビールだろうが、寝る前にリラックスして一杯飲むのがいいというのは神話である。


「眠りに落ちやくなるかもしれないが、その後の眠りの質を大幅に低下させる」とロビンス博士は話す。

とくに、記憶や学習にとって大事なレム睡眠を妨げるという。

そう、確かに簡単に眠りにつけたかもしれないが、睡眠の効果の一部は失われているのだ。

アルコールは利尿効果があるので、夜中に尿意をもよおすことにもつながりかねない。

■神話3 ― 寝床でテレビを見るとリラックスできる

「寝る前にリラックスしたいからテレビを見よう」と考えたことはあるだろうか。

夜10時のBBCニュースでブレグジットの最新の展開を知るのは、睡眠には悪いことかもしれない。

ロビンス博士は言う。「夜見ることが多いニュース番組は、肩の力を抜いてリラックスしたい就寝直前に、不眠やストレスを引き起こしてしまう」

ニュースだけではない。ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」について言えば、レッド・ウェディング(虐殺のエピソード)がリラックスさせてくれるとは言い難い。

テレビの別の問題は(スマートフォンやタブレットも同じだが)、青色光線を発するため、体内で睡眠ホルモンのメラトニンが生じるのを遅らせる恐れがあることだ。

■神話4 ― 寝られなくても、ともかく寝床にいた方がいい

なかなか寝付けず、ニュージーランドにいる羊すべて(約2800万頭)を数えてしまった――。

そんなとき、次は何をしたらいいのか。答えは、「寝ようとしないこと」だ。

「そうしないと、ベッドと不眠を結び付けて考えるようになってしまう」とロビンス博士は話す。

「健康的な睡眠が取れている人でも、眠りに落ちるまで約15分かかる。それよりもかなり多く時間がかかるようなら、寝床から出て、環境を変え、頭を使わずにできることをした方がいい」。

博士のお勧めは――靴下をたたむことだ。

■神話5 ― 「スヌーズ」ボタンは便利

もう6分寝たらだいぶん違う……と思いながら、携帯電話のアラームで「スヌーズ」ボタンを押したことがある人は多いだろう。

だが研究チームは、アラームが鳴ったら起き上がるべきだと忠告する。


「少しふらふらしても、二度寝の誘惑には抵抗すべきだ」とロビンス博士は言う。

「体は睡眠状態に戻るだろうが、その眠りはとても浅く、質も低い」

アラームが鳴ったらカーテンを開け、できるだけ明るい光に触れるのがお勧めだという。
no title



https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-47986878
続く)

引用元:http://anago.2ch.sc/test/read.cgi/scienceplus/1555671363/

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1: \(^o^)/ 2019/04/19(金) 19:31:48.79 ID:CAP_USER
【4月19日 AFP】約2300万年前にアフリカ大陸に生息していた巨大な牙を持つ「超大型ライオン」の歯と下顎などの骨を、ケニアのサバンナで発見したとする研究論文が、学会誌「古脊椎動物ジャーナル(Journal of Vertebrate Paleontology)」に発表された。

研究チームによると、見つかったのは史上最大級の肉食哺乳類の新種。スワヒリ語で「アフリカの大きなライオン」を意味する「シンバクブワ・クトカアフリカ(Simbakubwa kutokaafrik)」と名付けられた。

シンバクブワの体重は最大1500キロにもなり、ゾウの祖先などを捕食していたと考えられるという。

この研究は、米デューク大学(Duke University)とオハイオ大学(Ohio University)が共同で行った。研究を主導したデューク大のマシュー・ボース(Matthew Borths)氏は、「歯の巨大さからみて、シンバクブワは肉食に非常に特化した生物だ。現代のライオンよりもはるかに大きく、もしかしたらホッキョクグマより巨大だったかもしれない」と述べた。

研究チームによると、シンバクブワの生息していた時代は肉食哺乳類の進化の過程で重要な時期に当たる。今回の発見は、古第三紀(Paleogene Epoch)の末期に哺乳類が小型齧歯(げっし)類から多様な種へと枝分かれした際、超大型捕食動物と被食動物が数百万年かけてどのような進化をとげたのかを解明する手掛かりになり得るという。(c)AFP

https://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/e/5/-/img_e5ecd252e13306fc41fef7a459c42f42287620.jpg
https://www.afpbb.com/articles/-/3221581

引用元:http://anago.2ch.sc/test/read.cgi/scienceplus/1555669908/

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