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2020年03月

1: 名無しさん 2020/03/01(日) 14:14:24.51 ID:Px86wmNO9
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200301-00010001-wired-sctch
約6,000年前、現在のデンマーク南部の海沿いの沼地で、黒髪で青い目をした浅黒い肌の女性がガムを口の中に入れた。
ちなみにそれはスペアミントガムではなく、あまりおいしくないに決まっている黒褐色の樹脂の塊で、カバノキの樹皮を煮詰めたものだった。

彼女が生きていた時代、道具をつくる際の強力瞬間接着剤として、カバノキの樹脂はなくてはならないものだった。
しかし、樹脂は冷えると固まってしまうので、彼女や仲間たちは樹脂をかんでからでなければ接着剤として使えなかった。
カバノキの樹脂には殺菌効果があるので、古代人は虫歯の痛みを和らげるためにそのガムをかんでいたかもしれない。

やがて、彼女はガムを吐き出した。6,000年後、科学者は発見したガムの遺伝子検査を実施し、ガムをかんでいた人物のゲノムを完全に解読した。
そして、その人物が女性であることや、彼女の肌や髪や目の色まで特定した。
しかも、彼女の口の中の細菌やウイルスといった口腔細菌叢を明らかにしたうえ、彼女がガムをかむ前に食べたらしいヘーゼルナッツやカモのDNAも検出した。
科学者は、カバノキの長さ1インチ(約2.5cm)に満たない樹脂の塊を検査することで、古代人の生態や習性を極めて詳細に明らかにしたのである。

■その女性が狩猟民族であると判明した理由
このカバノキの樹脂が約5,700年前に地面に落ちたとき、欧州大陸に住んでいた人類にはすさまじい勢いで変化が訪れていた。
中東からもたらされた農業が北方へ広まり、人類は事実上も比喩的にも“食べられる植物”を植えるようになっていたのである。
農作物を育てるようになると、人々は決まった場所に住むようになる。そして収穫を守るためにインフラを構築し、野生動物の群れを追いかけなくなる。
ところが数々の証拠を集約すると、このガムをかんでいた女性は農耕が始まってから数千年後の時代に生きていたにもかかわらず、狩猟採集者だったことが判明した。

そう判明した理由のひとつは、これまでの分析方法を通じて、科学者が特定の遺伝子を農耕生活か狩猟生活かに関連づけられるようになったという事情がある。
発掘された道具が農耕用か狩猟用かといった古代人に関する考古学的証拠と、DNAサンプルとの照合によって、その人物がどちらの生活を営んでいたかを判断したのだ。
この古代女性の遺伝子は、彼女が狩猟採集生活を営んでいたことを示しており、それはその地域の同時期の考古学的証拠とも合致する。
「そこでは魚をとる道具やウナギをとる銛などが数多く発掘されています」と、コペンハーゲン大学の遺伝子学者ハネス・シュローダーは言う。
シュローダーは『Nature Communications』誌に掲載された今回の発見に関する論文の共著者である。
この古代女性の暮らしていた地域で、より定住型の生活様式になった形跡が見られるのは、歴史的にはもう少しあとになってからだ。

■遺伝子から見えてきたこと
この女性が狩猟採集生活を送っていたとする見解は、研究者がカバノキの樹脂から発見したカモやヘーゼルナッツのDNAによっても補強される。
カモやヘーゼルナッツは狩猟採集民の主食だからだ。
とはいえ、このヘーゼルナッツの遺伝子は、この女性がカバノキの樹脂をつくる際にヘーゼルナッツの樹皮を混ぜたことで検出された可能性もある。
また、彼女がカバノキの樹脂をかむ前にカモを食べていたかもしれないからといって、農作物を食べていなかったことになるわけでもない。

「ヘーゼルナッツやカモのDNAが検出されたからといって、彼女が木曜日に畑仕事をせず、週末にカモを食べていたことにはなりません」とシュローダーは説明する。
「とはいえ、いま理解していることから判断すると、彼女は遺伝子的には西欧の狩猟採集民のようです」
わかっているのはヘーゼルナッツやカモのDNAと、彼女が樹脂をかんでいた場所が海沿いの沼地らしいことである。そのような場所は定住に最適とはいえない。

■「乳糖への耐性がない」ことで見えてきた事実
この古代女性が農民ではなかったことを示唆する、さらに強固な証拠がある。
その証拠とは、彼女が乳糖への耐性がないせいで、牛乳を飲むと深刻な消化器症状が起こる乳糖不耐症だったことを、彼女の遺伝子が示していることだ。

※続きはソースで

引用元:http://ai.2ch.sc/test/read.cgi/newsplus/1583039664/

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1: 名無しさん 2020/03/01(日) 13:53:10.60 ID:Px86wmNO9
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200301-00010000-nknatiogeo-sctch
■インドで発見された石器から推論、新たな人類拡散の物語
およそ7万4000年前、現在のインドネシア、スマトラ島の超巨大火山(スーパーボルケーノ)が大噴火を起こした。
トバ噴火と呼ばれるこの出来事は、過去200万年で最大規模の火山噴火だった。数千キロ先まで火山灰を振りまき、幅100キロにおよぶ噴火口を出現させた。
以来、噴火口は湖となっている。

この超巨大噴火が、世界的な寒冷化を引き起こしたとする説がある(トバ・カタストロフ理論)。
火山灰やすすが空を覆い、南アジアでは長期にわたって森林が失われたというのだ。
ただ、これが事実だとしても、インド中央部の人類は激しい環境変化の中を生き延びたとする研究成果が発表された。

インド、マディヤ・プラデシュ州にあるダバの発掘現場では、8万~6万5000年前の堆積物の層から、太古の石器が見つかる。
2月25日付けで英科学誌「ネイチャー・コミュニケーションズ」に掲載された論文によると、噴火の前後で同じタイプの石器が使われ続けた。
したがって、1つの継続した集団がトバ噴火の影響下でも生き残ったというのが著者らの主張だ。

■環境を激変させたとする説
トバ・カタストロフ理論は、「トバの超巨大噴火によって『火山の冬』が訪れ、氷河時代へ向かい、生態系は激変し、大気と景観に甚大な影響を与えたというものです」と、ドイツ、マックス・プランク人類史科学研究所の人類学者、マイケル・ペトラグリア氏は説明する。
だがペトラグリア氏の研究グループは、ダバの発掘地で、景観を一変させるほどの大きな打撃があったという証拠にまだ出合っていない。
「環境の変化がなかったというわけではありません。しかし、発掘からわかる影響は、想像されてきたよりもかなり少なく、ここにいた狩猟採集者たちは、変化に適応できたのでしょう」とペトラグリア氏は語る。

ペトラグリア氏らのチームは、ダバの遺物が、これまでにアフリカ中期旧石器時代(約28万5000年~5万年前)のアフリカやオーストラリア、アラビア半島の遺跡で出土した同様の石器と一致すると考えている。
こうした石器技術の共通性から、研究チームは、ホモ・サピエンスが従来の説よりも早くアフリカを出ており、ダバの遺物はそれをさらに強く裏付けるとみている。

■「出アフリカ」はもっと早かった?
遺伝的な証拠によると、現生人類は8万~5万年前にアフリカを出たホモ・サピエンス集団とアフリカにとどまった小さな集団の子孫であるという。
しかし、イスラエルで見つかった現生人類とみられる化石は、少なくとも12万年前にさかのぼる。こうした発見から、科学者たちは、先んじてアフリカを出た小さな集団の手がかりを探している。

15年近く前、人類の移動の痕跡を探してインドに入ったとき、ペトラグリア氏は後期旧石器時代の道具が見つかることを予想していた。
約4万5000年前のヨーロッパにいたホモ・サピエンスが使っていたものと同様の石器だ。
ところが、氏のチームがダバで発掘した石器は、それよりもずっと古いものだった。
アフリカからインドへ、人類が予想よりも早く数千キロの長旅を成し遂げたことがうかがえる。

今回の研究は、トバ噴火で現生人類が激減し、世界各地で移動が阻まれたという従来支持されてきた説に対し、新たな反証を示すものだと、南アフリカにある人類進化研究所のジェーン・ウィルキンス氏は語る。氏は今回の研究に関わっていない。
2018年にも、トバ噴火の頃に南アフリカの道具使用は変わっていないとする研究が発表されている。
インドの発掘現場であるダバは、南アフリカと比べ、トバ火山に約4800キロも近い。したがって、生存の条件はずっと過酷だった可能性がある。

「ダバのような遺跡のデータからは、初期の狩猟採集者たちが7万4000年前までに大きな気候変動に対する回復力を備えていたことがわかります。それだけの複雑な技術や社会的ネットワーク、文化的な適応力をもっていたのです」と、ウィルキンス氏はメールで回答した。
「これが全く同じ集団なのかどうかは議論の余地があるにせよ、今ある情報に基づけば、合理的な見解です」

※続きはソースで

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引用元:http://ai.2ch.sc/test/read.cgi/newsplus/1583038390/

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1: 名無しさん 2020/02/29(土) 19:36:21.75 ID:94H6ePpx9
生き物が酸素を呼吸して生きているのは細胞内にあるミトコンドリアのおかげです。
これまではミトコンドリアを持たない生き物は単細胞生物に限られてきましたが、その定説が覆されることになりました詳細は以下から。

テルアビブ大学の研究チームは世界で初めて、酸素なしで生きることのできる多細胞生物を発見しました。
ジャーナル「PNAS」に掲載された報告によると、ミトコンドリアの遺伝子を含まない多細胞のクラゲのような寄生生物を初めて発見したとのこと。

ミトコンドリアの遺伝子を含まないということは細胞内にミトコンドリアがないということ。
つまり、酸素を呼吸しておらず、酸素なしの環境でも生存できる多細胞生物ということになります。

ミトコンドリアなしで生きているのは嫌気性細菌などの単細胞生物で、これまで多細胞生物では発見されていませんでした。
今回発見されたHenneguya salminicolaは、鮭の筋肉に寄生して生きる粘液胞子虫と呼ばれるタイプの海洋生物の一種で、ともに好気性呼吸を行うクラゲやサンゴに近い生物です。

複雑な多細胞生物が登場したのは地球の海の酸素濃度が上がった時期だとされており、それゆえに全ての多細胞生物は酸素を用いてエネルギーを得る好気呼吸を行うと考えられてきました。
ですが、今回の発見により多細胞からなる動物も酸素なしで生きていけるという例が発見され、これまでの定説が覆されたことになります。

研究を主導したテルアビブ大学のHuchon教授は「進化はより複雑な方へと向かっており、単細胞生物は複雑な器官の祖先だと思われていた。だが今回の発見では逆方向に向かい、好気呼吸を行う遺伝子を削ぎ落してよりシンプルになっている」と指摘します。
この発見は地球上での生命のあり方の仮説に重要な疑問を投げかけるだけでなく、地球外生命体の可能性も大きく広げるものです。
つまり、酸素がない環境でも複雑な構造を持つ多細胞生物が生まれる可能性もあるということ。

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https://news.livedoor.com/article/detail/17889363/

引用元:http://ai.2ch.sc/test/read.cgi/newsplus/1582972581/

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