1: \(^o^)/ 2019/04/22(月) 20:09:52.83 ID:CAP_USER
磯からの大物釣りが趣味の福井県に住む渡邉邦鋭(わたなべくにえい)さん(56)は、仲間が釣ったイシガキダイを刺し身や鍋にして食べました。楽しい宴が一転、冷たい物に触れると顔や指先がビリビリと痛む温度感覚の異常に、約1年間も苦しみました。原因は「シガテラ」という食中毒でした。
■釣果を堪能、直後に吐き気
福井県坂井市の渡邉邦鋭(わたなべくにえい)さん(56)の趣味は磯釣りだ。狙いは「底物」と呼ばれ、強烈な引きが魅力のイシダイやイシガキダイ。イセエビやサザエ、ウニをエサに使う、釣り人あこがれの魚だ。
特にイシガキダイは、成長すると口の周りが白くなり「クチジロ」とも呼ばれるが、なかなか釣れず、一般にも流通していない。
この魚を、釣り仲間が2006年11月、東京・八丈島で釣り上げた。福井市内の居酒屋に持ち込み、釣り談議に花を咲かせることになった。
11月7日、渡邉さんや友人の木林博之(きばやしひろゆき)さん(60)らが集った。「頭がおいしいんだ」。釣った人に勧められ、渡邉さんたちはイシガキダイの鍋料理や刺し身に舌鼓を打った。楽しい会だった。
ところが翌8日未明、自宅で寝ていた渡邉さんは、激しい吐き気と腹痛に襲われて目覚めた。尋常でない様子を心配した妻ゆかりさん(55)の運転する車で、永平寺町の福井大学病院に向かった。
「食中毒でしょう」と医師に言われ、嘔吐(おうと)や下痢による脱水を防ぐため点滴を受けた。後でわかったが、渡邉さんや木林さんら、前夜に一緒に食べた7人中5人が同様の症状に苦しんでいた。
居酒屋の食事を疑い、病院で便の検査や血液検査も受けたが、原因はわからなかった。
数日後、奇妙な痛みを感じるようになった。水や床に触れたり、外で風に吹かれたりすると、手足や顔の表面がビリビリ痛むのだ。
「何か変だ」。渡邉さんはパソコンに「痛い」「魚」「食中毒」などと入力し、インターネットで検索を繰り返した。
偶然、「シガテラ」という病名が目にとまった。沖縄県のウェブサイトに説明があった。読み進めるうち「これだ」と思った。シガテラは熱帯や亜熱帯のサンゴ礁域で「毒化」した魚を食べることで起きる食中毒。主な症状に手足などの温度感覚の異常「ドライアイスセンセーション」がある。
亜熱帯の八丈島で釣れた魚、冷たいものに触れると感じる痛み。自分の状況とぴたりと一致した。聞いたことのない病名に「治るんだろうか」と不安がこみ上げた。
シガテラ(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/w/index.php?curid=366092
シガテラを引き起こす毒素はシガテラ毒と呼ばれ、シガトキシン、スカリトキシン、マイトトキシン、シガテリンなどが知られ、類縁体を含め 20種以上が確認されている。ナトリウムチャンネルに特異的に作用し、神経伝達に異常をきたす。
シガトキシンは熱に対して安定であるため、一般的な調理では毒素を熱分解できず、従ってシガテラ中毒を防ぐことはできない。またこれらの毒素は魚の味に影響を与えず[3]煮汁にも溶け出す。毒素は母乳経由で、乳幼児に移行する可能性があることが報告されている[4]。
シガトキシンのヒトに対する発症量は経口摂取で70 ng程度。


朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASM4L5RNVM4LUBQU007.html
■釣果を堪能、直後に吐き気
福井県坂井市の渡邉邦鋭(わたなべくにえい)さん(56)の趣味は磯釣りだ。狙いは「底物」と呼ばれ、強烈な引きが魅力のイシダイやイシガキダイ。イセエビやサザエ、ウニをエサに使う、釣り人あこがれの魚だ。
特にイシガキダイは、成長すると口の周りが白くなり「クチジロ」とも呼ばれるが、なかなか釣れず、一般にも流通していない。
この魚を、釣り仲間が2006年11月、東京・八丈島で釣り上げた。福井市内の居酒屋に持ち込み、釣り談議に花を咲かせることになった。
11月7日、渡邉さんや友人の木林博之(きばやしひろゆき)さん(60)らが集った。「頭がおいしいんだ」。釣った人に勧められ、渡邉さんたちはイシガキダイの鍋料理や刺し身に舌鼓を打った。楽しい会だった。
ところが翌8日未明、自宅で寝ていた渡邉さんは、激しい吐き気と腹痛に襲われて目覚めた。尋常でない様子を心配した妻ゆかりさん(55)の運転する車で、永平寺町の福井大学病院に向かった。
「食中毒でしょう」と医師に言われ、嘔吐(おうと)や下痢による脱水を防ぐため点滴を受けた。後でわかったが、渡邉さんや木林さんら、前夜に一緒に食べた7人中5人が同様の症状に苦しんでいた。
居酒屋の食事を疑い、病院で便の検査や血液検査も受けたが、原因はわからなかった。
数日後、奇妙な痛みを感じるようになった。水や床に触れたり、外で風に吹かれたりすると、手足や顔の表面がビリビリ痛むのだ。
「何か変だ」。渡邉さんはパソコンに「痛い」「魚」「食中毒」などと入力し、インターネットで検索を繰り返した。
偶然、「シガテラ」という病名が目にとまった。沖縄県のウェブサイトに説明があった。読み進めるうち「これだ」と思った。シガテラは熱帯や亜熱帯のサンゴ礁域で「毒化」した魚を食べることで起きる食中毒。主な症状に手足などの温度感覚の異常「ドライアイスセンセーション」がある。
亜熱帯の八丈島で釣れた魚、冷たいものに触れると感じる痛み。自分の状況とぴたりと一致した。聞いたことのない病名に「治るんだろうか」と不安がこみ上げた。
シガテラ(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/w/index.php?curid=366092
シガテラを引き起こす毒素はシガテラ毒と呼ばれ、シガトキシン、スカリトキシン、マイトトキシン、シガテリンなどが知られ、類縁体を含め 20種以上が確認されている。ナトリウムチャンネルに特異的に作用し、神経伝達に異常をきたす。
シガトキシンは熱に対して安定であるため、一般的な調理では毒素を熱分解できず、従ってシガテラ中毒を防ぐことはできない。またこれらの毒素は魚の味に影響を与えず[3]煮汁にも溶け出す。毒素は母乳経由で、乳幼児に移行する可能性があることが報告されている[4]。
シガトキシンのヒトに対する発症量は経口摂取で70 ng程度。


朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASM4L5RNVM4LUBQU007.html
引用元:http://anago.2ch.sc/test/read.cgi/scienceplus/1555931392/
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6: \(^o^)/ 2019/04/22(月) 20:19:53.35 ID:gCVxjCSV
熱帯の魚は食わないほうが良いんだよな。
まぁ、交通事故みたいなもんなんだけどさ・・・
まぁ、交通事故みたいなもんなんだけどさ・・・
8: \(^o^)/ 2019/04/22(月) 20:22:44.98 ID:I0BCbb7B
実は肉食の魚なら大抵この毒持ってる可能性がある
9: \(^o^)/ 2019/04/22(月) 20:23:45.19 ID:V3E1sVwI
大物釣りなら常識だろう
10: \(^o^)/ 2019/04/22(月) 20:31:26.22 ID:8vM4fyYh
夏に房総辺りの磯で釣れるイシガキやサンバソウだってヤバいと言われて幾久しいぞw
11: \(^o^)/ 2019/04/22(月) 20:33:26.43 ID:4wSGhKHZ
新しい抗生物質が発見されるのか?
13: \(^o^)/ 2019/04/22(月) 20:36:32.75 ID:skJo1VcP
で、治るのか?
18: \(^o^)/ 2019/04/22(月) 20:50:30.74 ID:k90ZgOnB
>>11
これは細胞間の情報伝達を混乱させるタイプの毒なので、
単細胞である細菌には全く効かない
そもそも人間に効いているのに新しい抗生物質になり得る訳が無いが
>>13
治療法は無いが一応治る。
治療期間は摂取量によるが通常数週間~数ヶ月、長いと1〜2年。
これは細胞間の情報伝達を混乱させるタイプの毒なので、
単細胞である細菌には全く効かない
そもそも人間に効いているのに新しい抗生物質になり得る訳が無いが
>>13
治療法は無いが一応治る。
治療期間は摂取量によるが通常数週間~数ヶ月、長いと1〜2年。
14: \(^o^)/ 2019/04/22(月) 20:37:29.43 ID:evyKYJae
シガテラ知らないとか釣りが趣味なんて言えないだろ
16: \(^o^)/ 2019/04/22(月) 20:44:03.06 ID:IphTwz/G
大型のシマアジとかでは聞くけど
イシガキダイとかは想定外
イシガキダイとかは想定外
23: \(^o^)/ 2019/04/22(月) 21:19:24.14 ID:ma6ws7uQ
なんと、昔は沖縄だけだったのに、今は千葉までか。
防ぎようがない食中毒って嫌だなぁ・・・・。
防ぎようがない食中毒って嫌だなぁ・・・・。
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