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カテゴリ: 生物等

1: \(^o^)/ 2018/04/23(月) 23:52:03.02 ID:CAP_USER
■「まるで宇宙空間に開いた穴のよう」と研究者、鳥や昆虫と異なる構造も

どこまでも暗い海の中で、闇に紛れて身を守る魚たちがいる。
一体どのような方法で彼らは“無”に溶け込んでいるのだろうか?

深海生物を専門とする米デューク大学の海洋生物学者ソンケ・ヨンセン氏と、米スミソニアン自然史博物館のカレン・オズボーン氏は、深海に暮らす“スーパーブラックフィッシュ”が効果的に身を隠す巧みな方法を突き止め、統合比較生物学会の年次総会で発表した。魚たちは皮膚の複雑なナノ構造で光子を捕らえ、体に当たった光をほぼすべて吸収しているのだという。

ホウライエソなどの深海生物は、さえぎるものが何もない海で身を隠すため、より黒く進化している。

光のあるところで「彼らを見てみると、特に水中では、まるで宇宙空間に開いた穴のようです」とヨンセン氏。

本来は無脊椎動物を専門とするオズボーン氏は「ただ色素の数が多いだけだと思っていました」と話す。
「しかし実際は、とても複雑な構造によって、これ以上ないほどの黒さを獲得していました」

それにしても、太陽の光が届かない無限の暗闇で、なぜ視覚的なトリックが必要なのだろうか。

■光子のピンボール

餌が少ない深海では、あらゆる生物が捕食の対象になる。アンテナのようなアンコウの鰭条(きじょう)のように、動物たちは獲物を感知するためのツールを進化させてきた。

光を放って周囲の獲物を探す生物も多い。
「懐中電灯で照らしても、何も返ってこない世界を想像してみてください」とヨンセン氏は話す。
「でも時々、何かにぶつかった光が反射するんです」

光をレーダーのように使う探査法から深海魚が身を守るには、果てしない闇に同化するしかない。
「懐中電灯の光が偶然ぶつかっても、光をすべて吸収しなければなりません」

ヨンセン氏によれば、すべての光を吸収するには、黒の色素が大量にあるだけでは不十分だという。鍵を握るのは皮膚だ。

もし魚の皮膚がガラスのように滑らかで、単純な構造だったら、光子がそのまま跳ね返り、おなかをすかせた捕食者に見つかってしまう。一方、皮膚の構造が複雑だったら、光子が捕捉され、まるでピンボールのようにあちこち跳ね返る可能性が高まる。

オズボーン氏は最近、野生のスーパーブラックフィッシュ7種を採集し、皮膚の表面構造を確認した。
その結果、人間にもある黒い色素メラニンの小さな粒が、目まいがするほど複雑な微細構造を形成しており、とても複雑なピンボールの台のようになっていることがわかった。もはや光に勝ち目はない。

ヨンセン氏らの研究によれば、光の吸収率が99.9%に達している種もいるという。
つまり、1000分の1の光子しか皮膚の表面から逃れられないということだ。

■最も黒い黒

こうしてスーパーブラックフィッシュは暗黒生物の仲間入りを果たした。
知られている限り、最も黒い生物のひとつだ。

“最も黒い黒”の記録保持者は、オーストラリアなどにすむ極楽鳥(フウチョウ)だ。その羽毛は最大99.95%の光を吸収する。

雄の羽毛が複雑な微細構造を獲得したのは、より黒い黒によって色鮮やかな模様を際立たせるためだと考えられている。最終目標は当然、メスの誘惑だ。

米エール大学の鳥類学者リチャード・プラム氏は、深海魚が光を吸収する「斬新なメカニズム」に感銘を受けている。

「鳥の羽毛やチョウの鱗粉(りんぷん)は、基本的に微細な空洞で光を捕捉します」とプラム氏は説明する。
一方、スーパーブラックフィッシュは、色素の粒で光を吸収する光学的な構造を皮膚の内側に持っている。

このユニークな構造は、人工のスーパーブラックをつくり、カメラや望遠鏡、ソーラーパネルに応用したいと考える科学者たちの関心を引いている。
その大きな理由は、現在の生産技術が高くつくことだ。

もしかしたら、魅力的な笑顔と紫の発光器を持つムラサキホシエソが、その黒々とした体で次なる技術革新の扉を開けてくれるかもしれない。

関連ソース画像
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ナショナルジオグラフィック日本版サイト
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/042000181/

引用元:http://anago.2ch.sc/test/read.cgi/scienceplus/1524495123/

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1: \(^o^)/ 2018/04/21(土) 20:13:47.41 ID:CAP_USER
【4月21日 AFP】
生物多様性の宝庫ボルネオ(Borneo)島北部に位置するブルネイ領のジャングルで、外敵との戦いでコロニーを守るために「自爆」して粘着性の毒液をまき散らす働きアリが見つかった。
オーストリア・ウィーン工科大学(Vienna Technical University)のイリーナ・ドルジニナ(Irina Druzhinina)氏率いる調査チームが20日、発表した。

オーストリア、タイ、ブルネイの研究者から成る調査チームによると、「自爆アリ」「爆弾アリ」として知られる群れの存在は既に知られているが、今回の調査の過程で複数の種を特定することができたという。

アリの学名は「Colobopsis explodens」。国際動物学誌ズーキーズ(ZooKeys)に掲載された研究論文によると、このアリは他の昆虫に脅かされると、外殻を破裂させることができる。自らは死ぬが、分泌腺から黄色の毒液を噴出し、外敵を道連れにしたり撃退したりすることができるという。

調査チームの一員でオーストリア・ウィーン自然史博物館(Vienna Natural History Museum)の研究者アリス・ラシニー(Alice Laciny)氏によると、このアリは体を収縮させることによって圧力をため込んで自分の外殻を破裂させ、毒性の分泌物を噴出する。

ラシニー氏はAFPの取材に対し、こうした現象は「自然界でも極めてまれ」で、このような方法で自らを犠牲にするのはアリやハチのようなほんの一握りの「社会性昆虫」にしかみられないと語り、「コロニーは超個体(社会的集団)のようなもので、個体はそれぞれ特別な役割を持つ体の細胞のような役割を果たしている」と説明した。(c)AFP

画像:ブルネイで撮影された自爆アリ(奥)。
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AFP
http://www.afpbb.com/articles/-/3171951

引用元:http://anago.2ch.sc/test/read.cgi/scienceplus/1524309227/

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1: 名無しさん 2018/04/19(木) 12:14:53.96 ID:CAP_USER
普段は単独で行動するウバザメ(Cetorhinus maximus)だが、1000匹以上の集団が米国北東部沖で確認され、専門家たちを困惑させている。

この群れは、絶滅が危惧されているタイセイヨウセミクジラの航空調査中にたまたま写り込んだもので、過去数十年間の記録を詳しく調べるなかで発見された。
この研究結果は3月7日付けの学術誌「Journal of Fish Biology」に掲載された。

世界最大の魚類であるジンベエザメに次いで、ウバザメは2番目に大きく、体長は9メートルに達することがある。世界中に生息し、泳ぎは緩慢で、ろ過摂食でエサを取る。人間に危害を加えることはない。

体は大きいが、主に深海にすんでいるためウバザメの追跡は難しい。
今回のようなついでの発見でもない限り姿を見せないので、データがなかなか集まらないと、米海洋大気局(NOAA)北東漁業科学センターのフィールド生物学者で、今回の調査を率いたリア・クロウ氏は語る。
「私たちの研究の目的は、偶然に頼らずにデータを集められるようになることです」

クロウ氏らのチームは、1980年から2013年の間に、カナダのノバスコシア州から米ロングアイランド島までの沿岸沿いで報告されたウバザメの大集団の記録10件を精査した。
すると、2013年11月5日に米ニューイングランド南部の沖で撮影された写真から、
少なくとも1398匹が一堂に会していたことが明らかになった。記録破りの匹数だ。

データベースにあるおよそ1万件のウバザメ目撃記録を氏らが調べたところ、その99%は7体以下の群れだったという。

■群れには子どもも

サメの専門家は、ウバザメが群れを作る理由についていくつかの仮説を立てている。
他の種のサメは、エサを取ったり交尾したり、敵から身を守るために群れをなす。

2013年に目撃された群れには子どもも何頭か混ざっていたので、交尾のためではなく動物プランクトンを食べるために集まっていたのだろうと、クロウ氏は考えている。

また、ウバザメはエサを食べるときに口を大きく開け、泳ぐスピードが落ちるので、お互い列をなして水の抵抗を抑え、体力を消耗しないようにしているのではないかと、論文では推論している。

しかし、空からの調査だけで詳しいことはわからない。

「航空調査の結果は興味深いですが、これだけでは、プランクトンの密度など環境的要素についてはあまりわかりません」と、クロウ氏は言う。

■謎多き神秘のサメ

米マサチューセッツ州海洋漁業部に所属する上級漁業科学者のグレゴリー・スコマル氏もまた、航空データだけでは集団を作る理由まではわからないと話す。

スコマル氏はウバザメの集団と一緒に泳いだ経験もあるが、データ収集のために人を送り込んでも、人間がいることでサメがいつもと違う行動をとる場合があり、すすめられないという。

このような集団を見ると、「サメの神秘性はますます高まります」とスコマル氏。
なお、氏はこの研究に関与していない。

だが、科学研究は一般市民の手を借りることもできる。
モス・ランディング海洋研究所の太平洋サメ研究センターは、「ウバザメを見つけよう(Spot a Basking Shark)」という市民科学プログラムを企画し、協力を呼び掛けている。(参考記事:「市民科学の始まり、1833年の流星雨」)

ウバザメは、生涯の約90%を海の深いところで過ごし、残りの10%を水面近くで過ごす。
そのため、どんな目撃情報でも助かると、プログラムのディレクターを務めるデイブ・エバート氏は言う。

■「懸念される種」

また、ウバザメが減少している海域があることからも、できるだけ多くの情報を得ることは重要だ。
NOAAは2010年に、太平洋北東部のウバザメを「懸念される種(「種の保存法」に指定されるには至らない種)」に指定した。

20世紀に、肝油や皮を目的に乱獲され、米西海岸で減少した。そして、今なおその数は回復しないままだと、エバート氏は言う。
だが、「少ないとはいっても、元々の基準値がわからないのです。姿が見えないからといって、全くいないわけではありません」とも付け加えた。

関連ソース画像
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ナショナルジオグラフィック日本版サイト
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/041800178/

引用元:http://anago.2ch.sc/test/read.cgi/scienceplus/1524107693/

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