科学ニュース速報

5ちゃんねるsc「科学ニュース板」のまとめブログです

カテゴリ: 宇宙・天文学

1: \(^o^)/ 2019/07/19(金) 05:31:52.25 ID:CAP_USER
EUの測位衛星システム「ガリレオ」が大規模障害で全システムダウン中(記事全文です。)
https://gigazine.net/news/20190718-galileo-system-down/
2019/7/18 16時00分
GIGAZINE

【科学(学問)ニュース+】

(画像)by ESA – P. Carril
http://www.esa.int/spaceinimages/Images/2013/06/Europe_s_Galileo_satnav_system

EUが構築した全地球測位衛星システム(GNSS)の「ガリレオ」に大規模なシステム障害が発生し、2019年7月11日13時(中央ヨーロッパ時間)からサービスが停止しています。記事作成時点でもシステム復旧のめどはたっていないとのことです。

Galileo Initial Service recovery actions underway | European Global Navigation Satellite Systems Agency
https://www.gsa.europa.eu/newsroom/news/galileo-initial-service-recovery-actions-underway

Galileo constellation outage – Daniel Estévez
https://destevez.net/2019/07/galileo-constellation-outage/

Galileo Service Degraded On All Satellites Until Further Notice - Inside GNSS
https://insidegnss.com/update-galileo-service-degraded-on-all-satellites-precise-timing-facility-problems-cited/

ガリレオは世界で初めて民間も関わる形で開発されたGNSSで、1メートル以内の精度で測位が可能というシステムです。軍用で開発されたために政治的理由で制限がかかることもある全地球測位システム(GPS)とは違い、90億ユーロ(約1兆900億円)の予算をかけられたガリレオは2020年から有料によるフルサービスの商業展開が予定されていました。

ガリレオを管理しているEuropean GNSS Agencyによると、7月11日にガリレオのシステムがダウンしてすぐに「サービスが不調なようです。現在復旧作業中で、48時間以内にシステムが復旧する予定です」と利用者に向けて公式サイトで通知しました。また、異常診断委員会が招集され、休みなしで緊急の復旧作業に取り組んでいるとのこと。しかし、障害発生から1週間以上経過した記事作成時点もなお、ガリレオのシステムはダウン中。システムの状態は以下のサイトから確認が可能です。

Constellation Information | European GNSS Service Centre
https://www.gsc-europa.eu/system-status/Constellation-Information

(画像)もともとテスト用であるE18・E14を除いて全てがNOT AVAILABLE(利用不可)、あるいはNOT USABLE(使用不可)の状態になっています。
no title


アマチュア無線家でGNSSのエンジニアでもあるダニエル・エステベス氏によると、ガリレオで発生したシステム障害の主な原因は時刻同期の失敗である可能性が高いそうです。

イタリアとドイツにある「Precise Timing Facility(PTF)」という施設にはセシウム原子時計と水素メーザー原子時計が設置されていて、100分に1回程度の頻度でガリレオの時刻を同期させています。この時刻同期を失敗してしまうと、「エフェメリス」と呼ばれる衛星の軌道予定が正常に計算されなくなるとのこと。実際の衛星軌道には必ず誤差が生じるため、エフェメリスは定期的に新しく作成される必要があります。エステベス氏は、実際にガリレオから出力されたエフェメリスのXML形式のファイルをGitHubに公開し、2019年7月11日以降はガリレオ側で正しく軌道計算が行われていないと指摘しています。

(画像)by ESA
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なぜPTFとガリレオの時刻同期に失敗してしまったのかは不明ですが、GNSS関連の話題を扱うInsideGNSSがガリレオの関係者から聞いた話では、PTF側に問題があったとみられているそうです。関係者の証言によると、ガリレオは大規模なシステム障害をこれまで2回経験しているとのことで、そのいずれもフランスの宇宙企業タレス・アレーニア・スペースが建設したガリレオ関連の地上施設に問題があったそうです。

European GNSS Agencyの広報担当者は「この障害はシステムに堅牢性を組み込んでいる間に起こりうることです。ガリレオは初期サービスの段階であり、完全には運用されていないことを認識する必要があります」と述べています。なお、InsideGNSSは障害の原因についてEuropean GNSS Agencyにコメントを要求したそうですが、返事はなかったとのことでした。

引用元:http://anago.2ch.sc/test/read.cgi/scienceplus/1563481912/


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1: \(^o^)/ 2019/07/17(水) 23:38:00.83 ID:CAP_USER
1億5000万個もの恒星の位置を調べて浮かび上がった”天の川銀河中心の棒状構造”(記事全文です。)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190717-00010002-sorae_jp-sctch
2019/7/17(水) 21:28配信
YAHOO!JAPAN NEWS,sorae 宇宙へのポータルサイト

【科学(学問)ニュース+】

(画像)天の川銀河の想像図に再解析された「ガイア」の観測データを重ね合わせたもの
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欧州宇宙機関(ESA)は7月16日、宇宙望遠鏡「ガイア」が観測した多数の恒星の位置情報をもとに天の川銀河の中心構造を捉えることに成功したとする、バルセロナ大学のFriedrich Anders氏らによる研究成果を発表しました。

恒星が集まった渦巻腕と呼ばれる構造を持つ銀河を「渦巻銀河」と呼びますが、天の川銀河はそのなかでも「棒渦巻銀河」に分類されます。中心部分に棒状の構造を持つことから棒渦巻銀河と呼ばれるのですが、天の川銀河の外に出ることは今の人類にはできないため、実際にどのような構造をしているのか直接見ることはできません。

今回、Anders氏はAnna Queiroz氏とともに開発したプログラムを使い、ガイア宇宙望遠鏡による観測データを解析しました。ガイアは天体の位置や運動について調べるアストロメトリ(位置天文学)に特化した宇宙望遠鏡で、2018年にはガイアが観測した17億にも及ぶ天体の位置情報を元にした、高精細な銀河系の全天画像が公開されています。

(画像)ガイアの観測データから作成された全天画像
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こちらは、今回その位置が調べられた1億5000万個の恒星の分布を示した画像。黄色やオレンジの部分ほど星の密度が高いことを意味します(ESAの公式YouTubeアカウントで公開されている動画より)。太陽系は放射状に広がって見える分布の中心部分、ひときわ密度が高いところに位置します。

(画像)中央の斜めに見える棒状構造が天の川銀河の中心部分
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太陽系に近いほど観測しやすいので位置が判明している恒星の数も膨大ですが、画像の中央には恒星が棒のようにまとまっている部分があり、太陽系から同じくらい離れた他の領域よりも明らかに密度が高くなっている様子が見て取れます。これこそが、天の川銀河の中心に存在する棒状の構造を示しているのです。

ガイアは現在も観測を続けていて、2021年にはより多くの天体に対する観測結果が公開されることになっています。銀河の正確な構造を把握できるようになることで、外から観測できない天の川銀河がどのように形成され進化してきたのか、その歴史を明かす糸口になることが期待されています。

松村武宏

最終更新:7/17(水) 21:28
sorae 宇宙へのポータルサイト

引用元:http://anago.2ch.sc/test/read.cgi/scienceplus/1563374280/

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1: \(^o^)/ 2019/07/17(水) 01:58:19.57 ID:CAP_USER
火星で快適な温度を確保するために「エアロゲル」を使った研究が進行中(記事全文です。)
https://sorae.info/030201/2019_7_16_aerogel.html
2019/7/16
sorae

【科学(学問)ニュース+】

(写真)凍った煙とも呼ばれる「エアロゲル」
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巨大なナタデココか寒天のようにも見えるこちらの物体は「エアロゲル」。その見た目から「凍った煙」とも呼ばれるエアロゲルはガラスと同じシリカ(二酸化ケイ素)を材料としており、99パーセントが空気でできていることから極めて軽く、熱や紫外線を遮断します。NASAの火星探査車ではこれまで断熱材としてエアロゲルが利用されてきました。

ハーバード大学は7月15日、同大学のRobin Wordsworth氏らによるエアロゲルに関する研究成果が論文にまとめられ、Nature Astronomyに掲載されたことを発表しました。

今回の研究では火星の地表を実験的に再現し、そこに厚さ2~3cm程度にエアロゲルを敷き詰めました。すると、火星における太陽光を模した照明からの光だけで、エアロゲルに覆われた部分は最大で摂氏65度も温められることがわかりました。これは、火星の地表面を温めて、水の氷を融かすのに十分な温度です。

火星の中緯度地域における冬の気温は夜になると摂氏マイナス90度程度にまで低下するといいますが、今回の研究では、エアロゲルを使うことで火星の厳しい冬を乗り切れる可能性が示唆されています。

(写真)実験では砕いたエアロゲル(左)と板状のエアロゲル(右)の双方で高い保温効果が認められた(Credit: Robin Wordsworth/Harvard)
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NASAのジェット推進研究所(JPL)に所属する地質学者のLaura Kerber氏によれば、火星に基地を建設するには豊富な水と適度な気温がそろっていることが理想的ではあるものの、水の氷は気温が低くなる高い緯度の地域に存在しています。エアロゲルがあれば、こうした水を得やすい地域にも温かい環境を作り出すことができるだろうとしています。

Wordsworth氏は「エアロゲルの断熱効果はサイズが大きくなるほど効率も良くなるはず」と語っており、今後はアルマ望遠鏡がある南米チリのアタカマ砂漠や、南極のマクマードドライバレーといった、寒くて乾燥した過酷な環境での野外実験に進みたいとしています。

2018年には、現在人類が利用できる技術では火星をテラフォーミング(地球化)することはできないという研究結果が発表されました。しかし、エアロゲルを使って地上に小さな温室を作り、訪れた人類が命をつなぐだけの作物を育てることは、不可能ではないのかもしれません。

Image Credit: NASA/JPL-Caltech
https://www.jpl.nasa.gov/news/news.php?feature=7456
https://www.seas.harvard.edu/news/2019/07/material-way-to-make-mars-habitable
文/松村武宏

引用元:http://anago.2ch.sc/test/read.cgi/scienceplus/1563296299/

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