科学ニュース速報

2ちゃんねるsc「科学ニュース板」のまとめブログです

カテゴリ: その他

1: \(^o^)/ 2018/12/16(日) 13:18:58.07 ID:CAP_USER
地球の気候変動のうち、温暖化は太陽から届く熱エネルギーを大気中の温室効果ガスが蓄えることで起こっていると考えられています。この温室効果ガスを減らすことが温暖化に対する取り組みの主な柱となっているわけですが、逆に「太陽から届くエネルギーの一部を遮る・反射することで地球の気温が上昇することを防ぐ」という方法についての検証実験が2019年にも始まります。

First sun-dimming experiment will test a way to cool Earth
https://www.nature.com/articles/d41586-018-07533-4

First geoengineering experiment to dim the sun on track for 2019
https://www.dezeen.com/2018/12/11/first-solar-geoengineering-experiment/

ハーバード大学の研究者チームが進める「The Stratospheric Controlled Perturbation Experiment(SCoPEx:成層圏制御摂動実験)」と名付けられたプロジェクトでは、Stratospheric Aerosol Injection(SAI:成層圏エアロゾル投入)と呼ばれる手法の検証が行われます。実験では、建築用のセメントや胃腸の「制酸剤」などとして用いられることが多い炭酸カルシウムの粉末を空中に散布し、地域一帯の環境がどのように変化するのかを観測します。

SAIは自然現象の中でその効果がすでに実証されています。それは巨大な火山の噴火による気候の小規模な変動です。大きな火山が噴火し、大量の火山灰が巻き上げられて大気の成層圏に達すると、上空に薄く散らばった火山灰によって日光の一部が遮られ、地球の平均気温が下がるという現象がこれまで何度も確認されています。

1991年に起こったフィリピンのピナトゥボ山の大噴火では、約15カ月にわたり地球の平均気温が0.6度下がったことが確認されており、研究者チームはこの状況を人工的に作り出すことで、温暖化を食い止められるかどうかの検証を行います。

実験では、高度10km~50kmの成層圏に炭酸カルシウム粒子を噴射して気候に与える影響を観測します。実験を行う地域はアメリカ南西部地域で、気球を使って高度20kmの地点で粒子をまきます。将来的には、高高度を飛行する航空機から粉末をまく方法を使うことで、年間100億ドル(約1兆1500億円)以下で地球の平均気温を1.5度程度下げることができると考えられています。

近年のコンピューター技術の発展により、全球の気候モデルをスーパーコンピューターで再現することができるようになっていますが、現在の技術ではそれでもなお最終的な実地観測を行うことが不可欠であるとのこと。研究チームでは、実際に炭酸カルシウムの粉末をまくことによる変化を観測することで、効果の実情を調査することにしています。

世界各国の温暖化対策が暗礁に乗り上げようとしている中、ジオエンジニアリングによる対策を「温暖化対策の切り札」とする見方も出ています。しかし、ジオエンジニアリングが地球にどのような影響を及ぼすのかについてはまだまだ理解されていない部分も多いために、慎重論も唱えられています。また、温暖化の最大の原因である温室効果ガスの排出そのものを減らすわけではないため、根本的な解決方法ではないという見方も示されているとのことです。

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GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20181216-geoengineering-experiment-dim-the-sun/

引用元:http://anago.2ch.sc/test/read.cgi/scienceplus/1544933938/

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1: \(^o^)/ 2018/12/12(水) 16:07:17.77 ID:CAP_USER
■マリアナ海溝の堆積物1リットルに2000個、失われたプラスチックの行方を解くカギに

食べもののくずが台所のシンクの中央に溜まるように、プラスチックごみは海の最も深い部分に集まる。

学術誌「Geochemical Perspectives」に11月27日付けで発表された新たな研究によると、海洋の最深部に大量のマイクロプラスチック(大きさが5mm以下のプラスチック片)が集積している証拠が見つかった。これで科学者を悩ませてきた「失われたプラスチック」について説明できるかもしれないという。

中国科学院の研究チームは、自ら採取した試料と、過去の論文から、13の地域について分析を行った。2018年前半には、海面下約1万1000メートルという、マリアナ海溝の最深部でレジ袋が見つかっている。この地域のプラスチックごみについてビデオ調査を行っていた研究者が発見した。

目に付きにくいプラスチックについて調べるため、中国の研究チームは、採取した試料を分析し、堆積物や水1リットル当たりのマイクロプラスチック量を測定した。(参考記事:「9割の食塩からマイクロプラスチックを検出」)

マリアナ海溝の最も汚染された部分では、堆積物1リットル当たり2000個ものマイクロプラスチックが見つかった。ほかの深海部でこれを上回ったのは、グリーンランド海にあるハウスガルテン観測地の試料だけだ。水深約5500メートルで採取された試料には、1リットル当たりなんと3400個のマイクロプラスチックが含まれていた。

■失われたプラスチックを求めて

2014年に発表された論文によると、海洋に存在するプラスチックの99%近くが行方不明になっている。毎年約3億トンのプラスチックが製造されているが、世界の主な5つの海流の渦(こういった場所にプラスチックごみが集まりやすい)で調査船によるプラスチックごみの探索を行ったところ、発見できたのはわずか4万トンだった。失われたプラスチックの多くは、回収の難しいマイクロプラスチックになっていると考えられ、海洋生物に食べられている可能性もある。

実際、マイクロプラスチックを海底に沈める一端を担っているのは海洋生物かもしれない。「動物プランクトンが摂取したマイクロプラスチックは、その排泄物と共に沈んでいきます」と、アイルランド国立大学の海洋生物学者、アリーナ・ヴィーチョレック氏は説明する。同氏は今年、深海魚の体内に大量のマイクロプラスチックが蓄積していることを示す研究論文を発表している。

■深海生物への影響は?

「深海の圧力を実験室で再現することはまず不可能です」とヴィーチョレック氏は言う。

深海の調査は非常に困難であり、大変な費用がかかる。ヴィーチョレック氏によれば、マイクロプラスチックの影響についてわかっていることのほとんどは、浅い海にいる生物から判明した知見だという。

マイクロプラスチックは海中の有毒物質を蓄積させやすい。大型で長く生きる海洋哺乳類は、長年の間に大量の小さな魚を食べるため、体内にプラスチックを溜め込むことになる。そうなると、捕食から繁殖行動まであらゆることが影響を受けかねない。浜に打ち上げられたクジラの胃の中から、8キログラム近くのプラスチックごみが出てきたこともある。

マイクロプラスチックが浅い海の生態系に与える影響については理解され始めているものの、深海に関してはまだほとんど何もわかっていない。論文は「超深海(水深6000メートルより深いところ)は、地球で最大級のマイクロプラスチックのシンク(沈殿場)のひとつ」と結論づけた。そして、深海にプラスチックが溜まることでどんな影響が引き起こされるかは未知数、と付け加えている。

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ナショナルジオグラフィック日本版サイト
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/b/121100251/

引用元:http://anago.2ch.sc/test/read.cgi/scienceplus/1544598437/

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1: \(^o^)/ 2018/12/08(土) 16:13:32.32 ID:CAP_USER
■氷床コアから解析、過去350年間でもありえない速度で融解

2012年7月、北極圏で異例の高温が数日にわたって続き、グリーンランドの氷床(地表を覆う氷の塊で規模の大きいもの)のほぼ全面が解けだした。

氷床の端に積もった雪の上には、真っ青な水たまりができた。水たまりはやがて小川となり、溝や割れ目を勢いよく流れ出す。ある川は増水し、古くからある橋が押し流された。2012年、氷床からあふれ出した水は、地球の海面を1ミリ以上上昇させた。

当時、このことがいかに異例で、いかに憂慮すべきかを正確に知る者はいなかった。しかし、最新の研究で、2012年の暑い夏は、グリーンランドからの雪解け水の増加し続けた20年間でも未曾有の出来事であったことがわかった。しかも、この間、気温上昇より速いペースで氷床の融解が進んでいた。そして、今も温暖化は止まらない。

米ローワン大学の研究者ルーク・トラセル氏は、「過去350年間で一番の氷床融解です。融解の期間も、過去起きた期間よりもはるかに長いと考えられます」と説明する。トラセル氏は2018年12月5日付け科学誌「Nature」に発表された論文の主執筆者だ。

融解の影響は、決して抽象的なものではない。グリーンランドの氷床は厚さが1.6キロもある。すべての氷床が解けたら、地球の海面は7メートルも上昇するほど大量の氷だ。極地で融解が起きると、沿岸部に暮らす人々はもちろん、輸出入が盛んな港が使えなくなれば大きな影響は免れない、と科学者たちは警告している。

■「スイッチが入った」

科学者たちの間では、グリーンランドの氷床が速いペースで解けていることは既知の事実だった。氷床の面積が縮小していることは、人工衛星からの画像で確認できていたからだ。ただ、人工衛星の画像データを遡れるのは1990年代前半までだ。このため、氷の融解がどれほど憂慮すべきかを正確に知ることは難しかった。これほど急速に温暖化が進むことが過去にもあったのか? 人間の活動による地球温暖化が本格化する前と比べて、融解スピードが異常なものと言い切れる情報がなかったのだ。

そこで、トラセル氏らは氷床そのものを調べることにした。氷床コアには、過去数百年分の融解の記録が残されている。そこで、トラセル氏らはグリーンランドの様々な地点から氷床コアを採取。それらをシミュレーション・モデルと比較し、氷床の融解に起因する雪解け水の流出量を計算した。

こうしてトラセル氏らは明確なシグナルを発見した。人間活動による気候変動が初めて北極圏を直撃したのは産業革命後の19世紀半ば、氷床の融解と雪解け水の流出がゆっくり増え始めたというシグナルだ。しかし、劇的な変化が起きるのはこの20年のこと。突然、氷床の融解が激しくなり、産業革命前の6倍近くに達したのだ。

「まさにスイッチが入ったような感じです」と、雪氷学を専門とする米バッファロー大学のビータ・クサソ氏は第三者の立場で表現している。

https://cdn-natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/120700536/ph_thumb.jpg

ナショナルジオグラフィック日本版サイト
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/120700536/

引用元:http://anago.2ch.sc/test/read.cgi/scienceplus/1544253212/

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