1: もろ禿 ◆SHINE.1vOk もろ禿HINE! ★@\(^o^)/ 2015/09/25(金) 22:14:55.44 ID:???.net
共同発表:マグロの持続可能な利用を資源保護と完全養殖で目指す~キハダ稚魚の海面生簀での飼育成功
http://www.jst.go.jp/pr/announce/20150924/index.html

写真1 陸上水槽で人工孵化し育てられたキハダ稚魚。収穫されて海面生簀へ移される様子

写真2 パナマ共和国アチョチネス沖合の海面に設置されたキハダ稚魚・幼魚飼用生簀
生簀の直径は20m。中央に見えるのは配合飼料を給餌する自動給餌機の架台。同国でのマグロ海面飼育はこれが初めて。

写真3 生簀網の中を泳ぐ人工孵化キハダ稚魚

写真4 海面生簀での飼育が終わり、再び陸上水槽に運ばれて飼育されているキハダ幼魚
全長約30cm。写真は水槽壁面に衝突死した個体。
ポイント
近畿大学がJSTとJICAの支援を受けて行うキハダ養殖の研究成果。
世界で初めてキハダを卵から幼魚まで飼育することに成功。
現在は再び陸上生簀に戻し、海面生簀よりも管理が容易な環境で2年後の完全養殖を目指す。
得られた科学的知見と飼育技術は、今後キハダの天然資源予測に用いられることで、熱帯・亜熱帯の途上国や海洋島嶼国の持続的な漁業への貢献が期待され、日本のマグロ類資源の持続的利用への努力の国際的な大きなアピールとなる。
途上国、海洋島嶼国での新たなキハダの養殖産業の振興(途上国支援)に繋がるとともに、将来日本企業が海外を拠点とした養殖を行うための基礎となることも期待される。
近畿大学 水産研究所 教授 澤田 好史らの研究グループは、国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST)、独立行政法人 国際協力機構(JICA)の支援を受けた地球規模課題対応国際科学技術協力(SATREPS)注1)のもと、本年6月から7月にかけて人工孵化させ、陸上水槽で育てたキハダの稚魚を海面生簀で飼育することに成功しました。生簀で成長し幼魚となって再び陸上水槽に移されたキハダは、今後成魚になるまで飼育が継続されます。
今回の沖出しは、完全養殖注2)へ向けた大きな前進であり、より実用的な稚魚サイズ(9-13cm)で実施したことに意義があります。陸上水槽で稚魚まで飼育、これを海面生簀に移して幼魚まで飼育、さらに陸上水槽へ戻して現在全長30cmの幼魚まで飼育しています。
クロマグロの完全養殖に成功した近畿大学の技術を応用して、今回飼育が難しいとされるキハダで成功をしたことは、大きな研究成果だと言えます。
本プログラムは、近畿大学がパナマ共和国水産資源庁(ARAP)および全米熱帯マグロ類委員会(IATTC)注3)との国際共同研究により、資源枯渇が懸念されるクロマグロとキハダ注4)の持続的な利用を可能にするため、資源保護(太平洋クロマグロおよびキハダ)による漁業の持続と、完全養殖による市場供給(キハダ)を目指すものです。
(以下略)
http://www.jst.go.jp/pr/announce/20150924/index.html

写真1 陸上水槽で人工孵化し育てられたキハダ稚魚。収穫されて海面生簀へ移される様子

写真2 パナマ共和国アチョチネス沖合の海面に設置されたキハダ稚魚・幼魚飼用生簀
生簀の直径は20m。中央に見えるのは配合飼料を給餌する自動給餌機の架台。同国でのマグロ海面飼育はこれが初めて。

写真3 生簀網の中を泳ぐ人工孵化キハダ稚魚

写真4 海面生簀での飼育が終わり、再び陸上水槽に運ばれて飼育されているキハダ幼魚
全長約30cm。写真は水槽壁面に衝突死した個体。
ポイント
近畿大学がJSTとJICAの支援を受けて行うキハダ養殖の研究成果。
世界で初めてキハダを卵から幼魚まで飼育することに成功。
現在は再び陸上生簀に戻し、海面生簀よりも管理が容易な環境で2年後の完全養殖を目指す。
得られた科学的知見と飼育技術は、今後キハダの天然資源予測に用いられることで、熱帯・亜熱帯の途上国や海洋島嶼国の持続的な漁業への貢献が期待され、日本のマグロ類資源の持続的利用への努力の国際的な大きなアピールとなる。
途上国、海洋島嶼国での新たなキハダの養殖産業の振興(途上国支援)に繋がるとともに、将来日本企業が海外を拠点とした養殖を行うための基礎となることも期待される。
近畿大学 水産研究所 教授 澤田 好史らの研究グループは、国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST)、独立行政法人 国際協力機構(JICA)の支援を受けた地球規模課題対応国際科学技術協力(SATREPS)注1)のもと、本年6月から7月にかけて人工孵化させ、陸上水槽で育てたキハダの稚魚を海面生簀で飼育することに成功しました。生簀で成長し幼魚となって再び陸上水槽に移されたキハダは、今後成魚になるまで飼育が継続されます。
今回の沖出しは、完全養殖注2)へ向けた大きな前進であり、より実用的な稚魚サイズ(9-13cm)で実施したことに意義があります。陸上水槽で稚魚まで飼育、これを海面生簀に移して幼魚まで飼育、さらに陸上水槽へ戻して現在全長30cmの幼魚まで飼育しています。
クロマグロの完全養殖に成功した近畿大学の技術を応用して、今回飼育が難しいとされるキハダで成功をしたことは、大きな研究成果だと言えます。
本プログラムは、近畿大学がパナマ共和国水産資源庁(ARAP)および全米熱帯マグロ類委員会(IATTC)注3)との国際共同研究により、資源枯渇が懸念されるクロマグロとキハダ注4)の持続的な利用を可能にするため、資源保護(太平洋クロマグロおよびキハダ)による漁業の持続と、完全養殖による市場供給(キハダ)を目指すものです。
(以下略)
引用元:http://anago.2ch.sc/test/read.cgi/scienceplus/1443186895/
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